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(2024.8.30 掲載)

「Meta Quest3」の社内管理は
「Meta Quest for Business」で簡単・スムーズに

VRゴーグルは、シミュレーションやトレーニング、安全教育などの目的で、企業での活用が進んでいます。どのような場面で役立つのか、これまでにMeta製品でのコンテンツ開発を多数手掛け、また法人向け認定代理店でもある理経の実績からご紹介します。

ビジネスでの活用を加速するVRヘッドセット「Meta Quest 3」

昨年10月に発売され話題となったVRゴーグル「Meta Quest3」。MRモード(※1)に定評があり、完全没入型のVRヘッドセットと比較して、現実の空間もそのまま見えているため、よりリアリティのある体験ができます。理経は法人向け認定販売店としてリセラー契約を結んでいます。

「Meta Quest3」は個人利用だけでなく、ビジネスでの活用も進んでいます。その際、「Meta Quest for Business」という管理ツールを利用すると、「Meta Quest3」を複数台所有する際の社内管理がスムーズに行えます。

  1. MRモード:VR空間を現実世界に重ね合わせ、投影されたCGに対して干渉ができる。

一括管理ツール「Meta Quest for Business」で何ができるの?

「Meta Quest for Business」は、Metaデバイスを一元管理できる法人向けモバイルデバイスマネジメント(MDM)ツールです。具体的に何ができるのかご紹介します。

使用例1:端末設定・アプリケーション設定時間の大幅短縮

アプリのインストールの際など、端末1台ずつに設定する必要がなく、一度に複数端末の設定が可能

使用例2:メニューのカスタマイズが可能

例えば「ストアダウンロードコンテンツは起動不可」などの設定が可能

使用例3:社内セキュリティポリシーへの対応

証明書認定などセキュリティ管理に対応しているため、情報システム部門からの利用許可が容易に

「Meta Quest 3」はこのような場面で活用されています

  1. 製造業
    • 設計データとの連携
      VR上で確認・モデリングまで行うことで、大きさや色など設計時に気付きにくい点もシミュレーションできます。CADデータではチェックできない光の当たり方など細部の確認ができます。
    • 組み立て作業
      製造業や医薬品をはじめとする工場で、作業員への研修の際、ハンドトラッキングを活用し、自分の手を動かしながら現実さながらのトレーニングを行えます。
  2. トレーニング
    • 防災訓練
      災害時など実際に体験することが困難な状況下での適切な避難行動を学習できます。
  3. AIへの活用・AI開発
    天候(晴れ、雨、曇り)や時間帯(昼、夜)、逆光など、意図して再現することが難しい状況をVRで構築します。開発に用いられる膨大な学習データをVRで代替することで効率よい開発環境をご提供します。
    https://youtu.be/_BsGsoTPqJI

最新の取り組みについて

VR/MR活用事例紹介セミナー

Metaや法人向けディストリビューターを担うSoftBank C&Sと協力し、7月から全国7拠点でセミナーを実施しています。講演ではMetaデバイスに関する具体的な取り組みを、事例を交えご紹介しています。
理経は次回、9月9日に大阪で開催されるイベントに登壇する予定です。

産学連携企業プロジェクト

産学連携の一環で、Metaデバイスを活用した開発プロジェクトへの支援も行っています。2024年6月18日より、OCA大阪デザイン&テクノロジー専門学校・福岡デザイン&テクノロジー専門学校が実践する産学連携教育システムの「企業プロジェクト」に参画し、技術的な知見を提供しています。
本プロジェクトで開発したコンテンツは最終成果発表会を経て、一般向けにもデモンストレーションできるコンテンツとして展開を予定しており、理経はこれからも積極的に学生の学習支援に協力していきます。

理経はMeta PREMIER PARTNERというパートナーシップをMetaと締結しています。これにより幅広いマーケティング活動においてもMetaと協力し行えるようになりました。
今後はMetaと共同で、既存の用途のみならず、VRデバイスが日常的な業務において役立つソリューションを作り出していきたいと思います。

ご興味、ご相談がございましたら、ぜひ下記までお問い合わせください。

お問い合わせ先

次世代事業開発部 インタラクティブソリューションズグループ
TEL:03-3345-2146
E-mail:iss@rikei.co.jp