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「VR」を活用した総合防災訓練を鴻巣市が実施 -理経の自社開発「避難体験VR」で火災現場を擬似体験-
株式会社理経(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 猪坂 哲 以下、理経)は、埼玉県鴻巣市が主催した総合防災訓練の実施に協力しました。
概要
近年、地震や津波などの大規模災害を想定した防災訓練の重要性が高まっており、各地で自治体を主体とした防災訓練が実施されています。
埼玉県鴻巣市は、地震による大規模災害を想定し、市・防災関係機関をはじめ地元の自治会や自主防災組織の方々、地域住民と連携して災害対応活動ができる体験型訓練も行うなど、実践的な総合防災訓練を実施されており、平成29年2月4日に震度5強の地震を想定して、1,300名規模の防災訓練が実施されました。
今回理経は、株式会社フラワーコミュニティ放送協力のもと、火災現場からの避難を擬似的に体験できる自社開発の「避難体験VR」を機材提供し、参加者の防災意識の向上、ならびに避難時に必要な観点からの学習に協力しました。
避難体験VR 概要
避難訓練で災害状況を再現するには、防災訓練機材の準備が大掛かりになり運用コストが高く、また安全面で危険が伴います。「避難体験VR」では、VR(バーチャルリアリティ)という特性を活かし、実際の火災現場と同じ黒煙が渦巻く現場から避難を行う擬似体験が可能です。火災の恐怖に対する理解を促すとともに、避難時におけるポイントを体験型で学習することができます。
避難体験VR 特長
- 現実の火災現場をVR映像で再現
- 火災現場から脱出するまでの一連の流れを体験可能
- VR空間上を自分の意思で自由に移動可能
- 持ち運び可能な可搬型機材(PCおよびVRヘッドセット)
- カスタマイズ制作も応相談
- 防災訓練時の一時的なレンタルも可能
詳細ページ: https://www.rikei.co.jp/product/611/
今後の展開
本防災訓練への協力を契機として、今後は弊社が防災分野で支援している自治体を中心にVRを活用した防災訓練の輪をさらに広げていきます。また避難訓練のみならず、消火訓練や煙ハウス体験のVR化など、消防・防災分野の全般にわたったシステム開発も行っていきます。防災訓練のVR化という取り組みを通じて、より多くの方が身近に防災訓練を行える環境を作ることを目指します。
株式会社理経について
株式会社理経は1957年設立のIT及びエレクトロニクス業界のソリューションベンダーです。システムソリューション(入試・教務システム、ITインフラ基盤、経営戦略・情報セキュリティソリューション等)、ネットワークソリューション(衛星通信伝送システム、デジタルビデオ伝送システム、通信事業者・民間企業向けネットワークシステム、無線アクセスシステム、防災情報システム等)、電子部品及び機器(高周波部品、高機能工業用接着剤、カーオーディオ・ナビゲーション用テスター、電力系統解析システム、防衛関連機材、防犯システム等)の分野で、世界の最先端技術・先進的な製品を核とした多彩なソリューションを提供しています。
所在地 | 〒163-0535 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル |
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資本金 | 34億2,691万円(2016年3月末日現在) |
代表者 | 代表取締役社長 猪坂 哲 |
設立 | 1957年6月8日 |
事業内容 | ・システムソリューション ・ネットワークソリューション ・電子部品および機器 |
URL | https://www.rikei.co.jp |
※記載されている製品名、社名は、各社の商標または登録商標です。