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先輩社員インタビュー

営業/管理職

日本の未来を担う
次世代産業分野に売り込む

2014年入社

Y・S

コンポーネントソリューション部 デバイスグループ長

日本の産業を担う製品を取り扱う面白さ

私の所属するコンポーネントソリューション部デバイスグループでは、電子部品や電源部品を取り扱っています。家電をはじめ、スマートフォンやパソコンといった電気を使うものには必ず電源部品が使われています。私たちが扱うのは、その中でも産業用の電源部品で、EV充電器や半導体製造装置、蓄電池といった、これからの日本の産業を担う製品に使われるものを主軸としています。以前は産業用の接着剤を扱う部署で、光通信分野や医療、センシング技術に欠かせないデバイスに使用される機能性接着剤を提案してきました。現在の部署にきて驚いたのは、扱う商材が変わることでお客様の業種もガラリと変わることです。EV充電器は、2025年4月から東京都で施行される条例により、大手住宅メーカー、マンションデベロッパーに対して新築建築物への設置が義務付けられましたし、半導体分野、蓄電池なども活況を呈しており、この市場に入っていく面白さがありますね。

お客様側で発生するすべてに責任を持つ

もともと英語を使う営業職を希望していました。また、あらゆる商材を扱ってみたいという思いからメーカーではなく商社を志望し、縁あって入社しました。私が所属する部署における営業職は、さまざまな経験を積むことができます。大手企業の営業職は営業活動がメインで、営業を支える事務的な業務は、それぞれ専門の部署が担当するケースが多いと思います。私たちはそれらを任せ切りにせず、営業担当も把握するようにしています。取引の一連の流れを理解し、お客様側で発生する事象すべてに責任を持って対応することが必要です。大変なこともありますが、いろいろな業務から経験値を積むことができます。 英語は日々、海外のメーカーとのやり取りがあるので、得意な人はもちろん、そうでない人も必然的に慣れると思います。言語のこと以上に、異文化に触れる楽しさがあります。仕事に対する姿勢も日本とは全然違いますし、時差もあるので時間管理も要求されます。前部署では米国のメーカーとのやり取りが多かったのですが、仕事を通じて文化にも触れ、「アメリカ人ってこんな感じなんだ」と新鮮な気持ちにさせられる時もありました。

営業としても管理職としても、大切なのは「聞くこと」

仕事のうえで私が大切にしているのは「気になることは聞く」ということです。お客様とのやり取りで、周りの人から見たら当然と思うことも、自分のなかに少しでも疑問を感じれば流さずに聞きます。疑問を残したまま進めてしまい、その結果、後で確認することになれば、お客様の時間も自分の時間も無駄にしてしまいますし、何を提案すべきかも明確には見えてきません。もちろん、最初から聞き所がわかる訳ではなく、先輩について学んだことは多いです。失敗することもありますが、それも当たり前です。その経験から学ぶことが大切だと思います。 管理職の立場としても「聞く姿勢」は大切にしています。まずは相手の言いたいこと、なぜそう思うのかを聞き、必要があれば違った考えを説明します。聞き役に回り、若い人も話しやすい環境を作ることで、相談事やそれぞれが今何をしているのかを把握しやすくなります。会話の盛んな職場を作ることを目指し、心がけています。

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