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理経、「顔認証を利用した誤薬防止システム」を開発 タブレットのカメラで顔と薬のQRコードを照合し、 介護施設などでの薬の取り違え事故を防止
株式会社理経(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 猪坂 哲、以下 理経)は、介護施設などにおいて利用者へ服薬を介助する際の本人確認として「顔認証を利用した誤薬防止システム」を開発したことを発表いたします。
新製品概要
このたび理経が開発した「顔認証を利用した誤薬防止システム」は、介護施設などで利用者が本人に処方された薬を正しく服薬できるよう介護職員がサポートを行う際、他者の薬と間違えてしまうといった重大な事故を防ぐため、顔認証を利用して薬と処方された本人を一致させるためのシステムです。
あらかじめタブレット端末で利用者の顔写真を撮影し、IDや名前などを紐づけて登録します。服薬時に、分包された薬の袋に印字されたQRコードと、登録された顔写真を照合し、本人の薬であることを確認します。
認証イメージ
顔認証には硬貨や紙幣の認識・識別技術で定評のあるグローリー株式会社製のエンジンを使用し、非常に高い精度での認証を実現。マスクをした場合や斜めからの認証なども可能です。
また、与薬履歴(薬を与えた履歴)機能を搭載しているため、飲み忘れがないかなどを確認でき、ヒヤリハット(※1)を防ぎます。
※1 ヒヤリハット:「ヒヤリ」としたり「ハッと」するような、重大な災害や事故には至らないものの、直結してもおかしくない一歩手前の事例のこと。
与薬履歴画面
特長
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与薬時の確認作業に機械チェックを追加
これまで人の手によるダブルチェックで行っていた与薬時の確認作業(分包薬に記載された氏名および日時、与薬タイミングの目視確認)に、機械によるチェックを追加することができます。 -
与薬履歴機能
与薬の有無を可視化し、介護士と施設管理者が与薬履歴を確認できます。 -
与薬忘れ防止機能
与薬履歴と与薬のタイミングを紐づけることができるため、指定の日時に与薬が実施されていない場合、シグナルやメールで警告し与薬忘れを防止します。
市場背景
昨今、介護施設での誤薬事故が社会的な問題になっています。介護士の人手不足により服薬介助時にダブルチェックの時間が割けないといったヒューマンエラーの原因を解消し、利用者の安全と介護士が安心して働ける環境づくりが必要とされています。
また、2020年9月に施行された改正薬機法により服薬フォローアップが義務化され、薬剤の使用状況を「継続的かつ的確に把握」するという項目が追加されました。当システムを利用することで、投薬の状況を一元管理することが可能になります。
今後の展開
散剤・錠剤分包機メーカーの株式会社タカゾノと協業し、全国の薬局および介護施設へサービス展開していきます。
出荷開始日
2023年1月予定
主要製品販売価格
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株式会社理経について
株式会社理経は、IT及びエレクトロニクス業界のソリューションベンダーとして1957年に設立以来、システムからネットワーク、VR/ARコンテンツ、電子材料・電子機器までさまざまなソリューションを提供しています。国内外の最先端技術や先進的な製品を活用したソリューションを提案し、お客様の業務の効率化、収益の改善などビジネスの発展に寄与します。
所在地 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿三丁目2番11号 新宿三井ビルディング二号館 |
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資本金 | 34億2,691万円(2022年3月末日現在) |
代表者 | 代表取締役社長 猪坂 哲 |
設立年月日 | 1957年6月8日 |
事業内容 |
・システムソリューション
・ネットワークソリューション ・電子部品及び機器 |
URL | https://www.rikei.co.jp |
https://twitter.com/rikei_pr |
※記載されている製品名、社名は、各社の商標または登録商標です。
お問い合わせ
先端技術ラボラトリ
TEL:03-3345-2144(ダイヤルイン)
E-mail:rikei-iot@rikei.co.jp
製品ページURL:https://www.rikei.co.jp/product/704