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理経メールマガジン
(2017.6.22 掲載)
世界における多様な産業の影の立役者!
「高効率」、「長寿命」の電源製品はPULS(パルス)社にお任せ!
照明、電車、PC、スマートフォンなど私たちの生活と密接に関わっている「電気」。普段当たり前のように使われていますが、その仕組みについてはよく知らない方も多いのではないでしょうか。今回は私たちの生活を影から支えてくれている電源、PULS社製「スイッチング電源」にスポットをあててみました!
スイッチング電源とは?
スイッチング電源は電気を利用して動くモノに対する供給電圧の調整役です。電化製品がその性能を発揮するためには適した電圧が必要です。適した電圧でないと製品がそもそも機能せず、内部の部品がショートして使うことができなくなってしまうこともあります。数あるスイッチング電源のなかでも、PULS社の製品はその性能の高さと使いやすさから、幅広い産業で採用されています。
PULS社製「スイッチング電源」の特長
卓越したエネルギー効率、長寿命、長いMTBF(平均故障間隔)
製品の劣化には「発熱」および内部に蓄積する「熱」が関連します。通常、85%〜90%のエネルギー効率のスイッチング電源が一般的です。これは全エネルギーを100とした場合、実際に電力として供給できるのが約85%〜90%で、供給できず損失してしまうのが約10%〜15%となります。この損失が熱となり、劣化の原因=低寿命となっています。
PULS社の「スイッチング電源」は95.2%という記録的な効率を達成しました。熱の発生を抑え、また熱がこもりづらい設計になっているため、長い製品寿命が最大の特長です。
省スペース設計
小型・軽量による製品の取り扱いやすさも特長の一つです。PULS社の「スイッチング電源」は、DINレール(IECレール)という工業規格のレールに取り付ける形となっています。小型・軽量化により設置する際に場所を取らず、容易に取り付けができます。
また、鉄道、医療、船舶、高調波、防爆などさまざまな規格の認証取得により、高信頼性を兼ね備えたPULS社のスイッチング電源は、各産業に適した提案が可能です。
どのような場所で使用されるの?
ビルの電気設備
PULS社のスイッチング電源は、信頼性が高く小型のため、ビルの電気設備用の重要な基準を満たしています。中東・サウジアラビアにあるイスラム教の聖地メッカ。夜のとばりが下りる頃、世界最大の時計台でグリーンに輝くダイヤルは、10マイル以上も離れた場所からでもはっきりと見ることができます。これは200万個のLEDと約1,000個のスイッチング電源が成せる技で、LEDを点灯させるのに必要な百万ワットの電力をもたらしています。
鉄道
鉄道会社に採用されるには、どんな環境下でも故障しない、厳しい性能要件をクリアしなければなりません。PULS社のスイッチング電源は、列車の運行管理システムの制御用としてスイス全国に点在するおよそ800個の電気キャビネットで用いられ、鉄道線路沿いに設置されています。
資材管理&物流オートメーション
倉庫や配送センターは、週7日24時間体制で操業されることが多いため、ダウンタイムが発生した場合には、納期が遅延し、顧客から苦情が入り収益減に繋がる可能性があります。
高効率、長寿命、信頼性で採用された韓国大手の製造メーカーでは、それぞれの工場における物流や自動化プロセスを制御しています。
再生可能エネルギー
エネルギー分野ではたとえ過酷な環境状況であっても、信頼性や長期におよぶ耐用年数、変動耐性が第一に求められます。なかでも風力発電所は工業国の多くで採用されています。外から見ると静かに動いているように見えますが、その内部では数多くの部品がきわめて複雑な機械的システムで構築されています。システムを動かすためには、強風のときでもプロペラの回転速度が一定になるように制御することが重要です。その役割を担う制御システムにPULS社のスイッチング電源や無停電電源装置(UPS)が用いられています。
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