導入事例 ー お客様活用事例
入試・教務支援システムのクラウド移行で運用管理の効率化とコスト削減を実現

掲載日 2024年11月15日

導入先東京都立産業技術大学院大学 様

バリアントソフト株式会社製「CampusMagic」は、学生の成績や出欠席・履修情報、求人票など、学校運営に関わるさまざまな情報を可視化し、教職員の業務効率化を実現する大学・高校・専門学校向けの入試・教務支援システムです。
東京都立産業技術大学院大学では、以前よりオンプレミスで「CampusMagic」を導入していましたが、今回クラウドへの切り替え要望があり、導入・移行を行いました。

導入製品

お客様情報

東京都立産業技術大学院大学 様

所在地 〒140-0011 東京都品川区東大井一丁目10番40号
概要 東京都公立大学法人が運営する専門職大学院。
高度専門職業人の養成に特化しており、既に数多くの優れた事業イノベータ、情報アーキテクト、ものづくりアーキテクトを養成し、産業振興に貢献している。

ポイント

  • 課題・導入背景

    • オンプレミス設備での計画停電時への対応
    • UPSのバッテリー交換対応
  • 対策

    • クラウドに切り替え
    • 「さくらのクラウド」を採用
  • 導入効果

    • 管理工数の削減
    • コスト削減

課題・導入背景

東京都立産業技術大学院大学では8年ほど前から入試・教務システム「CampusMagic」を導入いただいていました。これまではオンプレミス設備で運用していたため、計画停電時のシャットダウン対応やUPS(※1)のバッテリー交換、その他各種エラーへの対応が必要でした。また、運用管理効率化のため、クラウドへの移行の要望がありました。

※1 UPS:停電時に電気を一定時間供給するための装置。

対策

物理サーバ複数台での運用から、クラウドを利用したVPN接続によるシステムへ移行を行いました。
セキュリティの観点から、事務職員のみがアクセスできるサーバ、教員・学生もアクセスできるサーバと分け、それぞれ正しく利用できるようネットワークを設計・構築。また、「CampusMagic」専用のPC端末のみで行っていた運用を、職員の個人端末からもアクセスできるようにし、端末からのプリンタ設定の支援も行いました。
クラウドサーバは、国内でデータセンターを自社運営する「さくらのクラウド」を採用しました。学術情報ネットワークSINET(※2)を通して、各学術研究機関とL2VPN(※3)で接続し、商用のネットワークを介することなく安全な接続を可能にしました。

※2 学術情報ネットワークSINET:日本全国の大学、研究機関等の学術情報基盤として、国立情報学研究所(NII)が構築、運用している情報通信ネットワーク。
※3 L2VPN:広域イーサネット。離れた拠点のLAN同士をつなぐ接続のこと。

導入効果

クラウド環境を使用することで、バックアップを含めサーバ機器を物理的に学内設置する必要がなくなり、初期費用や維持費用および管理のための運用コスト削減も期待できます。

お客様の声

東京都立産業技術大学院大学 教務学生係 様
教務・入試システムとして「Campus Magic」をクラウドに切り替え、導入したことにより、学内にHDDを設置する必要がなくなり、省スペース化が実現しました。また、計画停電時への対応、UPSバッテリーの交換対応等が不要となり、業務を効率化することができました。

お問い合わせ

東日本営業窓口
システムソリューション部 東日本営業グループ
TEL:03-3345-2170
FAX:03-3345-2167