導入事例 ー ユースケース
インフラ調査に特化した水中ドローンシミュレータ
導入先株式会社FINDi 様
水中ドローンを用いたインフラ構造物の調査には特殊な操作スキルが求められます。
例えば、壁面を正面に映しながらの横移動や、濁水環境での音響ソナーを使った航行、柱が多い複雑な構造物内でのケーブル絡みを防ぐ航行などが挙げられます。
こうした調査スキルの習得や効率的な調査を行うためには、操縦が難しい環境を認識し、実践的なトレーニング方法の開発が不可欠です。
FINDiではこうした課題を解決するために水中ドローンシミュレーター「FFVirtual」を開発しました。
構造物内や大型船舶など様々な訓練フィールドと、ケーブルやソナーといった水中ドローン特有の装置を再現しており、
シミュレーターを通じてケーブルが絡んでしまうリスク回避や濁水環境におけるソナーの有効利用など、
高度な技術を持つ水中ドローン操縦者を育成する事が出来ます。
2024年8月から販売を開始しました
- 地下水槽やボックスカルバートの内部(※ボックスカルバート:地下などに埋設される、箱の形をしたコンクリート構造物)
- 停泊した大型船舶の船底
- 水中ドローンの細かな挙動
- 音響ソナー
- ライトの照射
- 着底した際の沈殿物の巻き上げ