E-mail magazine
理経メールマガジン
(2018.6.29 掲載)
ネットウエルシステム 富田社長インタビュー
昨年12月、理経グループに新たに加ったネットウエルシステム。
ソフトウェアの開発、保守および運用サービスを提供している会社です。
- ネットウエルシステムの歴史とは?
- 株式会社ネットウエルの一事業部として、2000年にスタートした部署が前身になります。システム開発やSIなど、ソフトウェアに関することは何でもやる部署でした。
2001年に自社ブランドの統合型ネットマーケティングツール「MarkONE」の初版をリリースし、当時NTT-X社が運営するgooの育児ポータルサイトに初めて採用されました。「MarkONE」についてはその後も多角的に機能を拡張していきながら、今もポータルサイトだけではなく、キャンペーンなどの販売促進系の分野においても展開しています。
部署の立ち上げの時からソフトウェア関連のあらゆることを行っていくなかで、自社の「MarkONEシリーズ」を軸に、得意とするWebソリューションの分野で活動を続け、今日に至ります。
- 「MarkONE」とはどのような製品でしょうか?
- プログラミングを必要とせず、短期間・低コストで会員サイトの立ち上げや、メール配信システム、キャンペーンサイトや、アンケートサイトの構築・運用ができる製品です。お客様の要望に合わせて容易にカスタム対応ができるという点もご評価いただいています。詳細な製品紹介はここでは割愛しますが、ご利用範囲や規模に応じてサービス提供が可能ですので、もしご要望がございましたら、ぜひともお声掛けください。
- 主にどのような業界へ提案をしているのでしょうか?
- 先ほども紹介した統合型ネットマーケティングツールの「MarkONE」をはじめ、セキュアなファイル転送サービスやメールマガジン配信ツール、緊急時の安否確認をする連絡ツールなど、多種多様な製品を扱っています。製品の特性上、業種や企業規模を問わないため、お客様は大手製薬会社や大手法律事務所、大手健保組合、大手民放TV局など多岐にわたります。業種や規模を問わず、それこそ個人から大企業まであらゆる市場でご利用いただけるのも特長の一つであり、その反面営業が難しいところでもあります。
私たちの製品は主にサービス提供型ですので、受注・納品をすれば完結するというものではありません。お客様に製品の効果を体感していただき、ご利用を継続していただくことでの成果を見出していただかなければなりません。お客様ごと、業種ごとに抱えている課題もさまざまですが、それぞれのニーズにマッチさせるべく「MarkONE」シリーズは機能や利用ボリュームをフレキシブルに選択可能な形態となっており、おかげさまで500件以上の導入実績がございます。
- 最後に、ネットウエルシステム社長 富田が大切にしている想いをご紹介します。
「ナンバーワンでもオンリーワンでもない。勝機はいつも僅差、だからこそ常に最善を尽くす」
企業向けインターネット活用市場において、お客様本位の価値あるサービスの提供、そして、お客様の「できたらいいな」を叶えるサービスを創出し続けることが当社の使命だと思っています。
製品自体も、珍しいものではなく、特長こそあれ類似製品を探せば、10社20社は当たり前に候補として出てきます。そんな市場の中で採用・継続してご利用いただくためには、「徹底して手を抜かないこと」を心がけています。提供するサービスの品質が何より重要で、常に僅差が勝機を分ける市場です。正常に稼働中のサービスだからこそ、定期点検や訪問してのヒアリングなど、品質を保つためのできる業務は徹底的に行い、お客様からの信頼を得たうえで、さらにお客様の「できたらいいな」を叶えるサービスを創出し、はじめてお客様にとって貢献性が高いサービスが提供できると考えています。
理経とグループ会社になって、期待できるのは何よりシナジー効果だと思います。私たちと、60年という長い歴史のある理経との強みを活かし、クロスセリングを進めることで、新たなビジネスの拡大と今まで以上に質のよいサービスを提供したいと思います。