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(2017.3.23 掲載)

地球の裏側(Brazil)からでも10ギガのファイルを1分30秒でお届け!
高速転送ソリューション「FileCatalyst(ファイルカタリスト)」

「4K・8K」「VR」「AR」「ビックデータ」など巷で話題のキーワードから、ゲームやデザインなど、色々なところでインターネット上を飛び交うコンテンツは、ファイルサイズが大きかったり膨大な量であったりするため、データ転送による待ち時間のイライラ、ファイルを開いてみたら壊れていた、などの悩みが多く聞かれます。
もし、今のネットワークインフラで、転送だけに1日かかっていたものが数十分で済ませられたら? 節約された時間とコストは、かけがえのない経営資源になるのではないでしょうか。
このお悩みは、大容量データ高速転送ソリューション「FileCatalyst」にお任せください!

「FileCatalyst」とは?

「FileCatalyst」は、大容量ファイルや大量のファイルをインターネットなどのネットワークで、安全かつ確実に高速で転送できるソフトウェアです。一般的なFTPを使った転送ソフトウェアと比べても何倍もの転送速度を実現するうえ、テラバイト級のファイルでも安全かつ確実に転送します。

※出典:Unlimi-Tech Software社WEBより

最大の特長は、UDP(※1)ベースの独自プロトコル(※2)を用いることで、データのサイズ・種類・距離・ネットワーク状態にかかわらず、回線に無駄のないデータ転送速度を実現できることにあります。

  • ※1 UDP (User Datagram Protocol) :IPやTCPなどと同様にインターネットにて標準的に利用されている プロトコル。
  • ※2 プロトコル(protocol):ネットワーク上でデータや情報を相互に伝送できるよう、あらかじめ決められた手順や約束事。

最大の特長「UDPベースのプロトコル」とは?

「FileCatalyst」の転送技術は、特定の速度でデータを送信することのできるUDPプロトコルをベースとしています。しかし、UDPプロトコルは高速ではあるものの、データパケットが欠落した際の保証がないため、障害のあるネットワークを経由する場合には強みを活かせません。

一方で、FTPのようなファイル転送で使われるTCPプロトコルは、データパケットを1つずつ確実に送信する分、遅延も発生します。

「FileCatalyst」がもつUDPベースのプロトコルは、TCPプロトコルと同様に、データをブロックに分けて転送します。TCPプロトコルとの大きな違いは、先に送ったデータの受領を待たずに、次のデータが送れるという点です。この転送技術により、UDPの強みを活かしつつ、これまでにはなかった「信頼性」「速度制御」が可能になりました。

「FileCatalyst」の導入事例

「FileCatalyst」は巨大なファイルを転送する時間を短縮できるため、公共放送局や研究機関、通信キャリア、ゲーム開発会社などに採用されています。

その一つとして、オランダのテレビ局で採用された例をご紹介します。

以前オランダのVPROテレビジョンで、チャールズ・ダーウィンの著書「種の起源」150周年を記念してダーウィンがガラパゴス諸島を訪れた際に乗船した、イギリス海軍測量船「ビーグル号」と同じ航路を辿るという企画がありました。その際、航海の様子はハイビジョン画質で撮影されましたが、その巨大な撮影データ、画像をどのようにしてオランダのTV局に送るかということが技術的な課題でした。「FileCatalyst」が採用されたことで、遅延の影響がなく、2Mbpsの帯域幅をほぼ使い切り、通常では通信さえ難しい劣悪な環境でも大容量の映像データを高速、かつ安全に転送することに成功しました。

「FileCatalyst」はどのような場面で使用されるの?

複数拠点から情報(データ)を収集、複数の拠点へファイルを短時間で配信することが可能なため、IoT市場や映像制作、映像・ソフトウェアパッチの配信などの場面における活躍が期待されます。また、クラウド・サーバ上の情報共通をより高速に行えることで、国際間でのアプリケーション開発などもしやすくなります。 弊社は「FileCatalyst」の普及を通して、さまざまな分野・アプリケーションでの貢献を目指していきます。

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