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理経メールマガジン

ちょっと。お久しぶり。

4月から保育園に預けてて、やっと慣れてきたの。それより…聞いたわよ～。相変わらずやらかしてるみたいじゃない。

またまた…。こないだ●●工場に打ち合わせで行ったとき、USBメモリを持ち込んだって聞いたけど！確か、あの工場はセキュリティ対策に受付でUSBメモリを預かってもらうようになってるんじゃなかった？

はあ～、まったく呆れるわ。ことの重大さがわかってないのね。

あのね、今USBメモリからのサイバー攻撃が社会問題になっているのくらい、知ってるわよね？

当たり前でしょ！まあ、まなぶくんには無理でしょうけど。そもそも、USBメモリを持ち込むこと自体あり得ないのに。なんで打ち合わせの席で出しちゃうかな？？

はあ～、救いようがないわね。

フツーじゃない？確かにウィルス対策ソフトを常駐させたUSBメモリは初期投資が少なくて手軽だけど。購入後、常に最新版にアップデートしないと最新のウイルスからの攻撃は防げないし、ウィルス対策ソフトが常駐することで使える領域が狭まってしまうという欠点があるでしょ。

でしょうね。一般的に私たちが使用しているサーバやPCであれば、ウィルスチェックソフトがインストールされているから、こまめにアップデートしておけば被害は止められるかもしれないわね。でもね、ICT管理下にない施設の場合はどう？例えば、原子力、火力、水力発電所やプラント工場とか。

そうなの。発電設備がいきなり停止して、国ごと大規模停電になる可能性があるわよね。実際、大手の車工場や半導体工場で生産が止まったり、重大な障害が発生しているの。その原因はウィルス感染したUSBメモリによるものと言われているのよ。

まったく。うちの会社で新しく取り扱ってるすてきな製品、あるじゃない。会社にいるのに知らないの？相変わらずね。

何言ってるの、私の情報網、あなどらないでよ！

まぁ、いいわ。シマンテック社のUSBスキャニングステーション「ICSP Neural (ニューラル)」って製品よ。これがすごいの。久々に教えてあげるから、耳の穴かっぽじってよーく聞いてよ！

ちょっと、私16時で帰るんだから。まなぶくんのつまんないボケに付き合ってる時間はないのよ。いい？「ICSP Neural」は今までのUSBメモリセキュリティとは違って、施設内の受付に設置するの。受付を通る人は必ずこの「ICSP Neural」に持っているUSBメモリを接続するだけ。数秒のうちにメモリ内部を調べて、安全か危険かを判断してくれるわ。設定によっては、そのままウィルス駆除まで行うことも可能なの。それに、施設内のPCに対しては、「ICSP Neural」の認証を経たUSBメモリでなければ認識しないようにすることも可能なの。つまり、こないだあなたが工場に隠して持ち込んだUSBメモリも「ICSP Neural」に挿してないから使えないってこと！

悪気がないから良いと思ってるの？一緒よ。で、「ICSP Neural」は自動的にシマンテック社の世界最大級のウィルスデータベースより常に最新のデータを入手しているから、使用者がアップデートを意識する必要はないの。仮に「ICSP Neural」がネットワーク環境に置かれていない場合には、ウィルスの行動パターンを見て判別する機能も持っているんだって。どお、すごいでしょ。

そお？大規模な工場じゃなくても、中小規模の工場だって、メンテナンス用にUSBメモリが使われることは増えているでしょ。もしウィルス問題が起きたら、その損害は計り知れないわよね。その対策として簡単に導入、運用できることは重要だと思うわ。

行ってみようかなじゃなくて、行ってきます。でしょ。それより、たっちゃんは？

どっちが先輩なんだか…。たっちゃんの笑いのセンス、いろいろ協力してもらおうと思ったのにい…。なんとか協力してもらえるよう考えなきゃだわ。

…。あーもうこんな時間！16時退社だとあっという間すぎて、仕事が片付かなくて…。じゃ、しっかり営業してよ！おつかれさま～

片道2時間かけて通ってるあなたに言われたくないけどー！