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(株)理経、N対Nのネットワーク環境をエミュレートできるWANエミュレーターの販売、及び出荷を開始 ~10Gbpsネットワーク上でのアプリケーションの検証を可能に~
株式会社理経(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 青柳勝栄)は米国アポジットテクノロジー社(Apposite Technologies, Inc.、本社:米国カリフォルニア州、社長: DC Palter)製ネットワークエミュレーター「Netropy」(ネットロピー)シリーズの最新機種、「Netropy10G2」の販売、及び出荷を開始したことを発表いたします。
Netropyシリーズとは
Netropyシリーズは、実際のWAN(広域通信網)環境で発生する遅延、パケットロスなどの諸条件をNetropyのエミュレーションエンジン内で再現し、実際のWAN回線に接続することなく容易に様々な条件での検証ができる装置です。一つのエミュレーションエンジン内で最大15の経路を再現でき、それぞれの経路毎に遅延、パケットロス、最大帯域幅などを設定できます。また、送信元/宛先IPアドレス、VLANタグ、MACアドレスなどに応じて、パケットを各経路に割り振ることにより複雑なネットワーク環境(N対N)をエミュレートすることが可能です。操作は、従来モデル同様、Webブラウザ経由で容易に行えます。
※エミュレーター:
一般的には、あるシステム、ハードウェア、環境を擬似的に再現するツール。Apposite Technologies社のWANエミュレーターは、実際のネットワーク環境を擬似的に再現するツールです。
Netropy10G2について
近年、個人が扱うデータ量が爆発的に増加した結果、今後10Gbpsの速度を持つネットワークが急速に普及することが予想されております。Netropy10G2は、その10Gbpsネットワーク上でのアプリケーションの検証と、パフォーマンスの最大化に最適です。
特徴
- 大企業のIT部門、ホスティングサービスのプロバイダー、データセンター向けネットワーク機器のベンダーでの使用に耐える、合計40Gbpsの処理能力。10Gbpsの全二重通信を2つ同時に再現可能
- エミュレーションエンジンが2つ搭載され、最大30の経路が再現可能
- インターフェースには1/10Gbps対応のSFP+ポートを採用しているため、低コスト、且つ容易既存機器との接続が可能
- 最大レート1Gbpsと10Gbpsの2モデルから選択可能
検証アプリケーション例
- 最大レート:1Gbps/10Gbps
- 総合計スループット:40Gbps
- エミュレーションエンジン数:2
- 最大パケット処理能力:15Mpps
- パケット分類子:送信元及び宛先IPアドレス(IPv4, IPv6), VLANタグ, MPLSラベル,MACアドレス, TCP/UDPポート番号
- 設定項目:最大帯域幅、遅延、パケットロス、パケット破壊、バックグラウンドトラフィック占有率、優先制御、その他
理経は、本製品を通信キャリア、システムインテグレーター、ネットワーク製品関連メーカーに積極的に拡販していきます。また、よりシンプルなWAN回線を再現するLinktropyシリーズも販売しております。
Netropy製品ページURL: https://www.rikei.co.jp/product/449/
アポジットテクノロジー社について
Apposite Technologies, Inc.は、WANエミュレーターなどネットワーク構築支援製品を提供する世界的トップ企業です。2005年に設立され、本社を米国カリフォルニア州に置き、その高い技術力と製品の信頼性は世界中のIT企業から高い評価を受けています。
URL: http://www.apposite-tech.com/index.html
理経について
会社名 | 株式会社理経 |
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所在地 | 〒163-0535 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル |
資本金 | 34億2,691万円(2011年3月末日現在) |
代表者 | 代表取締役社長 青柳 勝栄 |
事業内容 |
・システムソリューション
・ネットワークソリューション ・電子部品および機器販売 |
URL | https://www.rikei.co.jp |
※記載の会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
お問い合わせ
株式会社 理経 伝送・配信システム営業部 営業グループ
TEL:03-3345-2182(ダイヤルイン)
E-Mail:sales-csg@rikei.co.jp
営業全般について
担当:企画開発部 内山
TEL:03-3345-2180(ダイヤルイン)
E-Mail:uchiyama@rikei.co.jp