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株式会社理経（本社：東京都新宿区、代表取締役社長 黒田 哲夫）は、米国のSynQor（シンコア）社（本社：米国マサチューセッツ州ボックスボロー、Chairman Martin F.Schlecht）と販売代理店契約を締結し、高効率電源モジュール（AC/DC及びDC/DCコンバータ）の販売を開始したことを発表いたします。

SynQor社製品は、高機能と優れた信頼性が高く評価され、軍事、衛星市場のミサイル防衛システム、戦闘機、マルチセンサーシステム、鉄道車両モータドライブシステムやドアコントロールシステム、産業機器のプロセスコントロールシステム、気象レーダー、ロボテックス向けの各種電源向けに採用実績があります。

主な製品ラインアップ・アプリケーション、および特長

ラインアップ

• 軍事・衛星向け製品：MilQor、Hi-Rel、Mil-COTS、UPS 各シリーズ
• 鉄道製品向け製品：RailCor、PFCQor 各シリーズ
• 産業機器向け製品：InQor、ACuQor、RFCQor、EMI、iQor、NiQor 各シリーズ
• 医療機器向け製品：ACuQor 各シリーズ
• 通信機器向け製品：PowerQor 各シリーズ

特長

• 熱効率（※1）最大97%の高効率化により、発熱を低減
• 良好なディレーティング（※2）
• ヒートシンク（放熱板）不要
• 軍事や航空関係など、過酷な使用環境で要求される高いスペックを実現し、耐振動・耐衝撃、幅広い動作温度範囲（-55℃～125℃）に対応。MIL-STD-810等を取得。
• 軍需用途のCOTS（Commercial Off The Shelf）製品に対応し、生産コストを削減可能。

<注釈>

※1 熱効率：投入した熱エネルギーが電力や仕事などにどれくらい変換することができるのかを示す割合（パーセンテージ）のこと。
例えば、100の熱エネルギーを投下して、実際に50の仕事をした場合の熱効率は50％ということになる。残りは、熱などの目的ではない形のエネルギーに変換されたことになり、損失と呼ばれる。熱効率は100%を越えることはなく、100％になることも決してない。

※2 ディレーティング：条件に応じて、定格値以下で動作させること。使用温度や設計寿命に対応して許容損失や使用電圧を下げて使うこと。

今後の展開

既存のユーザーである軍事、衛星、産業機器市場の顧客はもとより、鉄道、医療、通信機器市場顧客に対し、積極的に拡販していきます。

※記載されている製品名、社名は、各社の商標または登録商標です。

SynQor, Incについて

1997年に米国ボストンで設立されたSynQor社は、通信、コンピュータ、医療、産業機器、軍事市場における高効率電源モジュールのリーディングサプライヤです。その革新的製品は、先端的なハードウェアを開発しているエンジニアが要求しているパフォーマンス、品質、信頼性を上回るように設計されています。そのサポート能力は、分配電源アーキテクチャにおける標準、およびカスタムソリューションを含み、最先端のサービスとサポートで製品を生産しています。さらに、完全な品質への確約、顧客満足、継続的な改善を通じ、顧客のビジネスプロセスを加速し成功に導きます。

株式会社理経について

株式会社理経は1957年設立のIT及びエレクトロニクス業界のソリューションベンダーです。システムソリューション、ネットワークソリューション、電子部品及び機器の分野で世界の最先端技術・先進的な製品を核とした多彩なソリューションを提供しています。高感度なアンテナを世界に張り巡らせながら、世界有数のメーカーや提携先一社一社と紡いできた信頼のネットワークを糧に、これまで培ってきた技術開発力・企画力、さらにはコンサルティング能力を磨くことによって、新たな課題にひとつひとつ応えていきます。