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理経、SRTプロトコルの発展を推進する「SRTアライアンス」に加盟 高品質で低遅延なビデオストリーミング伝送を提供
株式会社理経は、公衆インターネット上で高品質、低遅延かつ、セキュアなビデオストリーミングを実現するビデオ伝送プロトコルSRT(※)の普及を推進する「SRTアライアンス」に加盟いたしました。
「SRTアライアンス」とは、2017年4月にカナダのHaivision社が設立した団体で、すでに全世界で500社以上のICT関連企業が加盟しています。その使命は、最も急速に成長しているSRTオープンソースの共同開発を支援することで、低遅延ビデオストリーミングの課題を克服し、世界のストリーミング伝送手法を変えることにあります。「SRTアライアンス」の詳細については、 https://www.srtalliance.org// をご覧ください。
(※)SRT (Secure Reliable Transport):不安定なネットワークでも最高品質のライブビデオを伝送するビデオストリーミング技術です。パケットロス、ジッタ、帯域幅の変動を原因とした伝送時に生じる映像や音声の乱れを考慮して、ビデオの整合性と品質を維持します。
ニューノーマル時代においてワークスタイルが大きく変わるなか、オンライン会議、ウェビナーや社内向けの情報伝達など動画を活用するシーンは年々増加の一途を辿っています。しかし、動画を伝送するネットワークは放送局が利用する衛星通信や専用線のような安定的な回線ではなく、公共のインターネット回線を利用しているため、安価に高品質でセキュアな映像を低遅延で伝送したいというニーズは、幅広い業界で高まっています。
理経は2017年にHaivision社と国内販売代理店契約を締結して以来、同社の先進的なストリーミング関連製品および、ビデオ伝送プロトコルSRTを利用した動画コンテンツの伝送を実現するソリューションの提供に取り組んできました。
「SRTアライアンス」に加盟したことで、Haivision社製品に限らずSRT対応製品や自社開発によるソリューションを提案することが可能になりました。販売代理店やシステムインテグレーターといった従来の枠組みを超えた新しい付加価値の創造に取り組むことで、伝送における課題の解決に取り組んでいきます。
※記載されている製品名、社名は、各社の商標または登録商標です。