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株式会社理経、米国VMS Software社のOpenVMS製品を販売開始
株式会社理経(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 猪坂 哲、以下 理経)は、米国VMS Software社のOpenVMS製品を販売開始したことを発表いたします。
主な製品の概要
OpenVMSは、過去40年以上にわたり、高い安定性と安全性を誇る可用性のあるオペレーティングシステム(OS)の一つです。
従来OpenVMSは特定のコンピュータ専用のオペレーティングシステムでしたが、2022年にリリース予定のx86版OpenVMS V9.2からは、Intelx86-64アーキテクチャ(※1)上での動作が可能となり、よりオープンなオペレーティングシステムとなります。
※1 アーキテクチャ:CPUの構造のこと。複数の種類があり、x86-64アーキテクチャはそのうちの一つ。
製品の特長(x86版OpenVMS V9.2)
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既存ユーザがx86-64アーキテクチャを選択することが可能
既存のAlphaサーバ、ItaniumサーバのOpenVMSユーザが、より一般的なx86-64アーキテクチャの機種をサーバの後継機として選択することが可能となります。 -
x86ネイティブ版と仮想版を提供
x86版OpenVMS V9.2は、既存のOpenVMS環境を、最新のx86-64アーキテクチャのハードウェア上や仮想環境上(VMWare、Oracle Virtual Box、KVMなど)、およびクラウド上に移行可能です。
市場背景
OpenVMSは1978年にディジタル・イクイップメント社のミニコンピュータであるVAX専用のオペレーティングシステムとして発売され、以降64bitのAlpha、Itaniumへとプラットフォーム(※2)を変更してまいりました。世界では半導体製造装置をはじめミッションクリティカルな環境で多く利用されているOpenVMSですが、2022年リリース予定のx86版OpenVMS V9.2からはIntelx86-64アーキテクチャ上で動作することを踏まえ、理経では従来から長らくご利用いただいているお客様全般に向け幅広い機種の選択をご提案するため、VMS Software社の親会社であるTERACLOUD S. A.(本社:ルクセンブルグ)と販売代理店契約を締結し、OpenVMS製品の販売及び保守運用を開始いたしました。
※2 プラットフォーム:システムやソフトウェアを稼働させるための基盤。
今後の展開
理経では、既存のOpenVMSをご利用中のユーザ様に向け、2022年にリリース予定のx86版OpenVMS V9.2への切り替えを提案していきます。また、プラットフォーム移行時の既存プログラムの修正についてもご相談を受け付けます。
今後国内保守サポート窓口として、メールによるサポートも提供いたします。
VMS Software, Inc.について
所在地 | 800 District Avenue – Suite 530 Burlington, MA 01803 USA |
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代表者 | Kevin Shaw, CEO |
事業内容 | OpenVMSオペレーティングシステムの開発、サポート |
URL | https://vmssoftware.com/ |
株式会社理経について
株式会社理経は、IT及びエレクトロニクス業界のソリューションベンダーとして1957年に設立以来、システムからネットワーク、VR/ARコンテンツ、電子材料・電子機器までさまざまなソリューションを提供しています。国内外の最先端技術や先進的な製品を活用したソリューションを提案し、お客様の業務の効率化、収益の改善などビジネスの発展に寄与します。
所在地 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿三丁目2番11号 新宿三井ビルディング二号館 |
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資本金 | 34億2,691万円(2021年3月末日現在) |
代表者 | 代表取締役社長 猪坂 哲 |
設立年月日 | 1957年6月8日 |
事業内容 |
・システムソリューション
・ネットワークソリューション ・電子部品及び機器 |
URL | https://www.rikei.co.jp |
https://twitter.com/rikei_pr |
※記載されている製品名、社名は、各社の商標または登録商標です。
お問い合わせ
ビジネスイノベーション部 IoTプラットフォームグループ
TEL:03-3345-2170(ダイヤルイン)
E-mail:vms_sales@rikei.co.jp
製品ページURL:https://www.rikei.co.jp/product/689/