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株式会社理経（本社：東京都新宿区、代表取締役社長 猪坂 哲、以下 理経）は、米国3dMD社（本社：米国ジョージア州アトランタ、Chairman &CEO：Christopher Lane）の3次元サーフェス超高速撮影＆解析システムを利用した、Faceシステムのデモルームを2022年1月4日に開設し、併せて有償レンタルサービスを開始することを発表いたします。

製品概要

3dMD社の3次元サーフェス超高速撮影＆解析システムは、世界中で医療（口唇口蓋裂の治療や整形外科）、美容整形、歯科矯正、運動学、アパレルやコスメティクス分野、研究用途などにおいて広く利用されているシステムです。専用のシステムを用いて撮影することで、人によって異なる顔や体格などの形や大きさを計測し、高精度な3次元データを生成することが可能です。

全身の撮影に加え、顔、頭部、手、足など体の一部分に対応するモデルがあります。なかでも、顔周りの撮影に特化したFaceシステムは、需要が高まっています。

背景

3次元データを用いた人体の撮影・計測は、患者の治療前後の変化をシミュレーションする用途などで、研究や臨床などにこれまで用いられてきました。近年、美容整形、化粧品、アパレルなど幅広い業界へも広がっています。さらに、表情の研究やメタバース（※1）上でアバター作成のため、表現力豊かな表情を3次元化し、デザインをより緻密にする目的で用いられるなどの展開もされており、需要が高まっております。

専用のシステムの導入の前に、「機器購入の予算申請用にPoC（※2）が必要である」「3次元撮影を行ったことはないが、研究用途に役立つか検証したい」「短期研究用途に一定期間利用したい」などのお声を多数いただきました。それにお応えするために、特にお客様からのご要望の多い10fps（※3）で撮影が可能なFaceシステムのデモルームを開設し、デモおよびレンタルサービスを開始しました。

※1　メタバース：インターネットなどに仮想的に3次元で構築される空間やサービス。

※2　PoC（Proof of Concept）：新しい概念や理論、原理、アイデアの実証を目的とした、試作開発の前段階における検証やデモンストレーション。

※3　fps（flame per second）：1秒あたりの撮影フレーム数、製品ごとに異なる。

3dMD社製品の特長

• 世界中の多くの病院、小児科、研究機関での採用実績
• 最大360度のイメージを、誤差0.2mm以下の高精度で撮影
• 人体に影響があるレーザー光を使わずに、顔面から全身まで撮影が可能
• 最高120fpsの撮影が可能なモーションキャプチャ機能（※4）を搭載

※4　モーションキャプチャ：人体や物体の動きをデジタル的に記録する技術

デモルーム 訪問受付期間

2021年12月より開始

Faceシステム レンタル期間

1か月単位でのご利用が可能です。
詳細は弊社担当者までお問い合わせください。

Faceシステム レンタル価格

詳細は弊社担当者までお問い合わせください。

今後の展開

レンタルサービスにより初期投資を抑えることで、3D画像に関連する研究活動に貢献します。機器レンタルのみでなく、顧客にかわって撮影作業を有償で行うことも可能です。

3dMD社について

世界中で医療だけでなく、AI、ウェアラブルデザイン、服飾、AR/VRコンテンツ開発、メタバース空間でのアバター作成等幅広い分野に最先端4Dの形状撮影、測定システムを開発し販売しています。

株式会社理経について

株式会社理経は、IT及びエレクトロニクス業界のソリューションベンダーとして1957年に設立以来、システムからネットワーク、VR/ARコンテンツ、電子材料・電子機器までさまざまなソリューションを提供しています。国内外の最先端技術や先進的な製品を活用したソリューションを提案し、お客様の業務の効率化、収益の改善などビジネスの発展に寄与します。

※記載されている製品名、社名は、各社の商標または登録商標です。