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理経メールマガジン
(2023.10.18 掲載)
ホテル編
理経の取り扱うソリューションは「たくさんあるけど、暮らしのなかでどんなところに使われているの?」というお声を耳にします。そこで、このコーナーでは皆さんの身近で活躍する製品をお伝えします。
今回は、ホテルの客室で使われているソリューションについてご紹介します。
客室で活躍するソリューション
コロナ禍が明け、街中でも海外からの旅行者をよく見かけるようになりました。日本でもインバウンド向けサービスの需要は拡大し、ホテルの建設ラッシュが続いています。
旅行や出張先でホッと一息つけるホテルの客室では、普段スマートフォンで見ている動画をテレビの大画面で視聴(キャスティング)できるというソリューションがあります。操作も簡単、自宅と変わらず快適に過ごせる製品です。
具体的にはどんなもの?
今回ご紹介するNomadix社の「Nomadix Casting(ノマディクス キャスティング)」は、宿泊先のホテルに備え付けの大画面テレビモニタで、視聴したい動画コンテンツを気軽に・安全に楽しめるソリューションです。
客室で視聴する際、専用アプリのインストールや、ID・パスワードの入力を求められた経験はありませんか?限られた滞在期間の中で、説明書を読みながら時間をかけてセッティングするのは避けたいものですね。そんな時「Nomadix Casting」を利用すればとても簡単。QRコードをスマート
フォンに読み取るだけで設定は完了です。動画の再生や停止などの操作もスマ―トフォンからストレスなく行えます。
視聴中でもスマートフォンでSNS、チャットの返信、旅行先で撮影した写真の整理など、ほかのアプリを操作できます。端末の画面をそのまま映すだけのミラーリングと比べ、格段に自由度が上がります。
アメリカでは宿泊者の50%もの人が、キャスティングの有無が宿泊先選びに影響を与えると回答しており、今後ホテルの設備として欠かせないものになることが考えられます。
特に海外からの旅行者にとっては、母国語以外で放送されているテレビ番組よりも、インターネットを用いて動画を楽しむことが多く、日本のホテル業界でも需要が高まる製品だと言えるでしょう。
セキュリティについて
電車内で、自分のスマートフォンが他人のワイヤレスイヤホンと接続しそうになった、ということはありませんか?実はホテルの客室でも、意図せず隣の客室にあるテレビに接続してしまうことがあります。「Nomadix Casting」は、QRコードにより対象のテレビにだけリンクするため、一覧から対象の機器を選ぶ手間を減らし、このような事故も防げます。また、故意に別の部屋のテレビに動画を投影(流す、表示させる)などの迷惑行為も防ぐことができます。
ホテル業界への豊富な実績
Nomadix社はインターネットゲートウェイ(※)を中心に、約25年の間培ってきたホテル向けネットワークへの知見があり、安全で安定した環境の構築が強みです。理経は20年以上代理店を務めており、これまでに国内で数千件以上の実績があります。
近年、ハイアット、マリオット、シャングリラなど、世界でも一流と言われるホテルが日本でも続々と開業していますが、これらのホテルには同社製のインターネットゲートウェイが使われています。Nomadix社と理経の持つ長年の経験から、ホテル向けのネットワーク機器に加え、キャスティングなどのシステムまで、ご提案が可能です。
ご興味、ご相談がございましたら、ぜひ下記までお問い合わせください。
→「Nomadix製品」詳細について