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IBM TS3500 テープライブラリー
データ保護、長期保存に対応し、圧倒的な拡張性を持つ自動テープ・ソリューション
メーカー名
特長
- テープへの、スケーラブルなデータ保存の自動化をサポート
- 極めて優れたスケーラビリティーと容量を提供
- 単一のライブラリー・イメージで最大 2.25エクサバイト (EB) の自動化ストレージを低コストで提供
- テープ・ドライブの暗号化機能と Write Once Read Many (WORM) カートリッジ採用により、データ・セキュリティーと規制準拠に対応
オープン環境とメインフレーム環境のバックアップの自動化
- TS3500 は、固有の Worldwide Name やマルチパス・アーキテクチャー、ドライブ/メディア例外報告、ドライブ/メディアの遠隔管理、およびサーバーとの接続を冗長化するパス・フェイルオーバーなどの機能を提供して、テープ・ドライブの統合の分野で業界をリードし続けています。
- L23、D23 フレームは、IBM TS1150、IBM TS1140、IBM TS1130、IBM TS1120、IBM 3592 J1Aのテープ・ドライブをサポートします。
- L53、D53 フレームは、Linear Tape-Open (LTO) Ultrium テープ・ドライブをサポートします。
- L フレームは、向上したカートリッジ処理機構、ホットスワップ・ドライブのパッケージ化と、オプションで追加の 16 スロット入出力 (I/O) ステーションをサポートします。
- TS3500 ライブラリーはメディアの混在をサポートしており、LTO Ultriumカートリッジは LTO Ultrium テープ・ドライブをサポートするフレームに、また、3592 カートリッジは TS1150、TS1140、TS1130、TS1120、3592 J1Aの各テープ・ドライブをサポートするフレームに、それぞれ収容されます。
- TS3500 は、IBM TS7700 仮想テープ・サーバー・ファミリーとの併用により、IBM z Systems をサポートします。TS7700 によって、z Systems からTS3500 カートリッジ・インベントリーへのアクセスと、TS1150、TS1140、TS1130、TS1120、3592 J1A のテープ・ドライブへの接続が可能になります。
大容量、高密度、低コストのストレージを提供
クラウド、モバイル、ソーシャル・メディアのテクノロジーの採用の増加に伴い、企業でストレージ要件が急激に増大しています。その結果、ストレージ要件が急激に増加し、ストレージ容量を追加する必要性が高まっています。
一方で、データセンター内の設置スペースには制約があります。このような相反するストレージ要求のバランスを取るために、TS3500 は、ドライブを搭載しないストレージ専用の高密度フレームをサポートします。高密度フレームは、高密度スロットを搭載しており、ライブラリーの総容量を大幅に増やせます。高密度フレームには複数層のカートリッジ・スロットが装備されていますが、物理的な占有スペースは L フレームや D フレームと同じです。高密度フレームで構成された TS3500 は、LTO カートリッジを使用して最大 300 ペタバイト (PB) の圧縮データを、または 3592 カートリッジを使用して最大 450 PBの圧縮データを保管できます。
TS3500 は、IBM テープ・ライブラリー・コネクター (シャトル・コネクター) をサポートしています。シャトル・コネクターによって、1 つまたは複数のライブラリー・ストリングを相互接続して、最大15 個のライブラリーと、最大 2,880 のテープ・ドライブから成るデータ総容量 2.25 EB を収容する複合システムを形成し、膨大な量の情報を自動的に保管して管理できます。