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Phantosys20

シンクライアントシステム「Phantosys20」は一元管理による管理コストの低減、ユーザーには多様な授業環境を提供します。
タブレットPCを使った小教室から複数キャンパスに渡るデスクトップPCやノートPCが混在する大規模環境、データセンター運用など幅広い運用に対応、更には学外のPCから学内のPCへリモート接続可能な機能を提供します。
導入実績に裏付けられた安定性と豊富な機能で管理負担の軽減と多様な運用を実現します。

※メーカーURLはこちらよりご確認いただけます。

特長

新製品Phantosys20では制御ドライバーを刷新し、ネットワーク制御やディスク制御のパフォーマンスが向上しています。
Phantosys20は、クライアントのハードウェアを活かした高速起動と高いセキュリティを維持し、複数キャンパスのPC教室、事務室など多台数のPCを管理する環境・運用に柔軟に対応します。

ハイブリット・シンクライアント

クライアントのハードウェアを使った高速起動と高いアプリケーションの互換性を維持しつつ、デスクトップPCはネットワークブート、ノートPCはローカルブートと用途に合わせて起動方式が選べます。ネットワークブートならではの運用性とローカルブートによる利便性をシームレスに提供します。

PC管理の悩み

環境の統一やセキュリティ、アプリケーションの更新、障害対応等PCの維持管理の課題をサーバーによるイメージの一元管理で解決します。

圧倒的な実績

  • 13万クライアント以上の実績を誇り、小学校から大学まで幅広い環境での実績がございます。
  • 2008年の発売からローカルキャッシュ機能を搭載するなど、一環した設計思想で13年間ノウハウを蓄積しています。
  • 豊富な導入運用経験で、どのような環境でも安定した運用を提供します。

機能

イメージ差分管理

  • 1つのイメージファイルに、複数の起動イメージを「差分」として保持し、ディスクの利用効率を向上します。
    各差分は独自、スナップショットのように、ロールバックしても新しいイメージが削除されることはありません。
    世代管理は無制限に作成できます。

ローカルキャッシュ

クライアントのストレージ(HDD/SSD/NVMe)をキャッシュとして利用します。
キャッシュは使用するイメージ全てのデータを読み込むのではなく、1度行った動作に必要な部分だけ、クライアントにキャッシュします。
また、キャッシュ内も差分管理されていますので、少ないディスク容量で複数イメージを起動できます。(WindowsだけなくLinuxもキャッシュが利用できます)
そのため、使えば使うほどキャッシュが蓄積され高速に動作します。

フルキャッシュ機能

クライアントのストレージのキャッシュに複数の起動イメージを予めコピーすることができます。
クライアントのキャッシュにイメージを持たせることで、ネットワーク障害時でもクライアントを利用し続けることができます。

ピアツーピアコピー

フルキャッシュ時のイメージコピーを複数のクライアント間で行います。
サーバーの負荷を抑え、トラフィックもスイッチ内に収まるため、短時間にイメージを展開できます。
ユニキャスト通信によりセグメントを超えた配信も制限なく行えます。

可用性

  • 冗長機能でサーバーに障害があっても運用を継続でき、ロードバランス機能でサーバー負荷を軽減します。
  • PCの起動中にサーバーダウンしても、フェイルオーバー機能で他のサーバーに自動接続。
  • 運用中でもイメージ更新作業が可能です。

クライアントログ管理ツール Log Village Lite(オプション)

起動イメージ

起動イメージ、キャッシュ残量、軌道にかかった時間を収集し確認できます。
また、起動時間やキャッシュ残量が閾値をこえた場合メールを管理者へ送信することができます。

Webアクセス

ブラウザの閲覧履歴を収集し、誰が、何時、どのWebサイトを閲覧したか確認できます。

ログオン履歴

ログオン履歴を収集できます。ユーザー別のPCとOSの履歴管理も可能です。

印刷履歴

印刷履歴を収集できます。誰が、何時、どんな印刷を⾏ったか確認できます。

イベントログ収集

各クライアントで発生するエラーや警告のイベントを収集できます。

セキュリティ

  • 監査ログの取得

すべての社内/社外のログインやダウンロード履歴などの活動を可視化し、管理します。

  • 異常があった場合のアラート

日本のアカウントを使って、海外からアクセスがあった場合等の異常なアクセス、トラフィック異常など、検知が可能です。

  • SOX、GLBA、HIPAA、CMMC、GDPR、その他のコンプライアンス要件をサポートし、FedRAMP認定、SOC 2+ HITRUST認定、FIPS 140-2 Validatedを取得しています。

動作環境

サーバ

CPU:intel Xeon 2.0GHz 4コア以上、メモリ16GB以上※1、対応仮想環境:VMware vSphere/Hyper-V※2
ストレージ:SAS接続(10,000rpm以上)、SSD推奨、RAID10推奨
ネットワーク:最低1Gbps以上、NICチーミング4Gbps以上を推奨(LACP)
OS:Windows Server 2019/2022

クライアント

CPU:Windows10、Windows11の要件を満たすCPUを推奨、メモリ4GB以上
ストレージ:SSD推奨(ローカルキャッシュ使用時必須)
BIOS:Legacy/UEFI、PXE2.0以上、Wake On LAN対応、セキュアブート対応※4
OS:Windows10、Windows11(64bit)※5、Linux(64bit)※6

ネットワーク

規格:1000BaseT以上(有線)※7、無線LAN IEEE802.11ac推奨(ローカルブートマネージャー利用時)※8、複数セグメント、外部DHCP対応※9

Log Village Lite

ストレージ:Log Villageマネージャーサーバーにログ保存領域が必要
OS:Windows Server 2019/2022

※1 クライアント台数に応じて機器の構成が異なりますのでお問い合わせください。USB空きポートが必要です。
※2 仮想環境の構成はお問い合わせください。別途USBデバイスサーバーが必要です。
※3 BIOS自動アップデートは無効を推奨します。
※4 Windows11のみ対応。各クライアントにキーファイルのインストールが必要です。
※5 クライアントにはWindowsVDAライセンスが必要です。Microsoft WindowsやMicrosoft Officeの認証にKMSホストが必要です。
※6 対応Linuxはお問い合わせください。コンダクターで利用できない機能があります。Log Village Liteではオプション対応となり、一部機能制限があります。
※7 LANケーブルはCat6を推奨、タブレットPCの場合は、別途PXEブートに対応したUSBネットワークアダプタが台数分必要です。
※8 無線LAN用に別途DHCPサーバーが必要です。
※9 外部DHCPの場合、Phantosys設定のIPグループNo.にIPアドレスを登録することで、セグメント越えのWake On LANに対応できます。
※10 クライアントの台数に応じてLog Village Pollingサーバーを追加する必要があります。教室状況表示およびリモートアクセスマネージャーを使用するには別途サーバーが必要です。構成はお問い合わせください。

構成図

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お問い合わせ

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システムソリューション部 東日本営業グループ
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