入社の決め手は最新機器がそろう社内環境と、社会貢献性の高さ
私が理経を選んだ理由は大きく二つあります。一つ目は学生時代に培ったプログラミングや3DCGのスキルを活かせる環境がある点、もう一つは多様な災害をVRで疑似体験できる防災訓練用のツール開発など、社会貢献性の高い事業を推進されている点に魅力を感じました。実際、入社してみて驚いたのは、米国のMeta社（旧Facebook）や、ゲーム大手のEpic Games社など、最先端のテクノロジー企業との結びつきが強く、社内環境としても最新のツールやソフトウェアが整っていたこと。正直、社歴が長い分、古風なイメージを持って入社したのですが、そこはいい意味で覆されました。 2カ月程度の研修期間を経て、次世代事業開発部に配属。現在は自動運転車の開発を支援するVRコンテンツの制作に携わっています。
入社一年目で任された、自動運転車の開発プロジェクト
自動運転車の開発は、あらゆる走行条件で実車を走らせ、膨大な時間をかけて走行データを取得する必要がある点が課題でした。これをVR空間で行えば、シミュレータ上で天候や路面環境などを自在に設定でき、データ取得を加速させます。入社して数カ月後、このVR技術を活用した、ある自動車メーカーの車両開発の一端に関わることとなりました。レーザー光を照射して空間を認識する装置「LiDAR」と同等の機能を、プログラミングで仮想空間に実装するのが私に与えられた仕事でしたが、入社1年目でこんな重要な案件を……。着任当初は嬉しさより不安が大きかったのを思い出します。 実際、制作過程では行き詰まることが多く、困惑の連続で。日に日に不安が募るなか、救いとなったのが先輩方の手厚いサポートでした。「ここがわかりません」と報告すると、まとまった時間を作っては繰り返しつきっきりで作業を見てくださり、何とか納品にこぎつけました。先輩方の存在がなければ成しえなかった仕事ですが、この経験は今後、エンジニアとしてのキャリアを積むうえで〝宝〟になると感じています。
スキルアップと資格取得を後押しするバックアップ体制
入社してまだ半年ですが、最新のツールに日々触れられる環境や、若手でも大きなプロジェクトにチャレンジできる会社の土壌など、理経で働く魅力は想像以上に大きかったと実感しています。また、私は自動運転車の開発にも活用される、Epic Games社のゲームエンジン『Unreal Engine』の認定インストラクターを目指しているのですが、理経には業務と関連のある資格を取得すると報奨金が出る制度もあり、スキルアップを後押ししてくれます。「日常業務のなかで、着実にレベルアップできる環境に身を置けていること自体が嬉しい。」それが素直な気持ちです。 まだまだ未熟な部分も多いですが、目下の目標は、一人で案件をこなせる一人前のエンジニアになること。向上心を強く持って、今後も日々の業務に励みたいと思います。
