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先輩社員インタビュー

エンジニア

地上から宇宙に広がる、
技術者の活躍フィールド

2010年入社

T・F

伝送配信システム営業部 システムセールス第二グループ

キャリアアップを考えるうえで、理経は「理想的な環境」だった

私は大学卒業後、衛星通信の技術者としてのキャリアを歩んできました。前職は、国内のスポーツ中継などで用いる衛星通信システムを扱うエンジニアとしての経験を積みましたが、すでに完成したシステムを運用する仕事に物足りなさを感じ、転職を考え始めていた頃、理経と出会いました。欧米各国の衛星モデムや各種アンテナなどの関連機器を幅広く扱う理経なら、ユーザの用途に合わせて最適な機器を選択し、システムの設計や構築にも携わることができる。私にとっては理想的な会社でした。 もちろん、入社当時は不安もありました。それでも心強かったのは、千葉・幕張の技術センターに取り扱う機器のデモ機が揃っており、スキルアップの場として柔軟に活用できる環境があったこと。日進月歩で技術革新が進むこの時代にあって、日々、最先端の機器に触れられる場があることは理経の強みの一つです。

災害に負けない放送インフラを整備するプロジェクトに参画

衛星通信関連の商材を扱う伝送・配信システム営業部 システムセールス第2グループの主な顧客層は、放送・通信業界です。老朽化に伴うアンテナ設備の入れ替えや増設に加え、自然災害に備えた設備のリプレイスといった場面でビジネス機会が生まれます。 さまざまな衛星通信機器の中から、お客様が要求されるスペックに応える機器を選定し、最適なパッケージを提案するのが私たちの仕事です。今でも印象に残っているのは、BS用放送衛星を運用する事業者のプロジェクト。首都圏の2カ所に設置していた主局と副局が、地理的に線状降水帯がもたらす豪雨災害などで同時に被災するリスクがあったことから、緊急バックアップ局を別の場所に新設するという案件で、ヒアリングから検収まで約1年を要しました。納品後しばらくして、豪雨被害を受けた主局と副局が同時にダウン、緊急バックアップ局に受発信を切り替えることで放送サービスの安定継続に役立ったという事例があります。その際、お客様からいただいた感謝の言葉は、今も私の仕事の原動力になっています。

コミュニケーション力を武器に、「未開拓」の事業領域に挑む!

日々の仕事のなかで私なりに大切にしているのは「話せる技術者」であるということ。案件は営業と二人三脚で進めていきますが、ときにお客様から「技術者と直接話したい」と要望されることも少なくないからです。打ち合せの席で無理難題を提示されたら、「No」と返して代案を示す、毅然としたコミュニケーション力も求められます。この業界をめざす方々からすれば厳しい世界と映るかもしれません。ただ、理経には数十年の経験で培った強固な海外ネットワークと、個人のスキルアップを支えるサポート体制、何より、社内には心優しい先輩方がいます。複数の会社を渡り歩いてきた私の経験からも、理経は「技術者にとって居心地がいい会社」だと感じます。 いま、私が着手しているのは、スタートアップ企業と連携した低軌道衛星システムの設計プロジェクト。世界的に注目される成長分野であり、弊社としても未開拓の事業領域となるだけに、力が入ります。地上から宇宙へ活躍フィールドが広がる環境で挑戦したいと感じた方は、ぜひ、理経の門戸を叩いてください。

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